原水爆禁止世界大会2018

8月4日~6日、原水爆禁止世界大会-広島大会が開催され、民青からは3人が参加しました。

4日の夜は「Ring! Link! Zero~世界の青年とつながろう 学ぼう 行動しよう」という青年集会に参加。海外で平和運動にとりくむ青年が発言しました。平和行進60年の節目に参加出来て嬉しいとか、軍事よりも教育に予算を使うべきとか、学生の中に平和活動を広げていこうと訴えました。平和行進で共に歩いた韓国のイ・ジェヨンさんも日本語で発言。「ロウソク革命に参加し大統領を辞任に追い込んだことは、韓国人として誇りに思う。クラスメートも沢山参加した。過去に大学生や市民による民主化運動があった。その時は犠牲者が出てしまったが、ロウソク革命は1人も犠牲者が出なかった。」と紹介。韓国と日本の学生の意識の差を感じました。

リングリンク
 ↑ニューヨーク州ピースアクションで活動する2人

5日の分科会は青年のひろば「被爆者訪問企画」に参加。お2人の被爆者から体験を聞きました。

森本さんは現在89歳。当時は17歳、近所の米穀店に行ったときに突然の衝撃波と爆風に襲われました。建物の下敷きからなんとか抜け出し、自宅に戻りました。家族とともに土手の方へ逃げようとしていると、女学校の下級生たちがひどい怪我を負っていて助けを求められました。森本さんは「一緒に逃げよう」と言いましたが「もうこれ以上歩けません」と言ってその場を動こうとしなかったそうです。「彼女たちに何もしてあげられなかった」と悔しさと悲しさを滲ませていました。

被爆した妹と父が相次いで亡くなり、悲しみにくれるなか、九州で療養をしました。骨折を何度も繰り返し自由に動けないときもありましたが、ここは空気がきれいだと感じたそうです。

最後に「核兵器の犠牲になることは誰にもあってはならないことです。戦時中、天皇陛下を讃え、それが正しいことだと教え込まれた。騙されたんです。若い皆さんには、正しい目と耳と、判断できる頭を持って、世の中を捉えてほしいです。」と訴えました。


もう1人は李さん。現在83歳で10歳の時に被爆しました。父親は韓国人で、日本の炭鉱で労働を強いられていました。少年時代、作業現場から逃亡を図った人が、棒で叩かれたり蹴られたりしているのを見たことがあったそうです。周囲から差別されつらい少年時代だったと振り返ります。

原爆の被害にあったときの記憶は断片的で、語りたくない部分もあると言います。終戦を迎え、韓国の人々は解放され、そのとき初めて自分の朝鮮名やことばを知ったそうです。しかし、社会的・法的な差別はその後もあり、真に親しい・励まし合える友人はいなかったと孤独を感じていました。

今年は南北、米朝会談が行われ、朝鮮半島の平和体制構築に向けて動き出したことに希望を感じているという李さん。「韓国と日本で共にアジアの平和をつくってもらいたい。日本のメディアは北朝鮮脅威論を取り上げるが、それにのせられないでほしい。」と話されました。

分科会
 ↑お2人のお話を聞く青年。表情から伝わることもあります。

お2人の話を聞いて今回聞いた話を、同じ世代と次の世代に伝えていきたいと思いました。被爆者から直接話を聞ける機会は貴重だと思うし、話してくれる方の「もう二度と同じような犠牲者をつくってはならない」という想いをきくとなおさら忘れてはいけない、途絶えさせてはいけないと感じました。体調面で心配なことや、話したくない気持ちも少しあるなかで、話してくださった方に感謝の気持ちが大きく、実際にお会いすると表情から伝わる悲しみや怒りがありました。そして、周りの皆に伝えたいと意見や、平和活動をやっている若者がいるということが、被爆者の方にとって少しでも希望になれたら良いと思いました。班会で参加出来なかった同盟員にこの話をしたいです。

ちなみに同じグループには小学6年生の子もいて、「弟に今日のことを話したい。自分が大きくなってからもまた平和や戦争のことを学びたい」と発言。他に高校生や平和サークルで活動する大学生、中学校教員、病院事務員、保育士、医学療法士などでした。自分の立場や職業において平和に関して自分が出来ることをやっていこうという青年が沢山いることに勇気づけられました。


書いた人:R.Y

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