民青やまぐちブログ
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みんせいde話そう会スタート!
【みんせいde話そう会】

青年同士で自由に議論する企画をしようという思いから始まりました。
第1回は”身近なジェンダー”がテーマです。

最初に、性別によって押しつけられていると思う行動規範や役割を挙げていきました。
これまでの経験からは、
「前の職場では、女性らしい気遣いということでお茶出しや備品の補充をするのが女性だった。今思えば女性らしい気遣いって何だろう」
「中学生の時、出席番号が全男子、全女子の順番だった」
「高校では制服をスカートとキュロットを選べた。キュロットをはいていたら珍しがられた」

日常的なことでは、
「女らしくしろと言われる。実家での家事をするのは女性」
「男なら強くあれという雰囲気はある。長男だと一家を支えなくてはというプレッシャーみたいなことがある」
「首の付く役職は男性が多い」
などの意見が出ました。

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次に、日本の歴史を振り返り、明治期に、教育勅語の中で「男尊女卑の思想」が、旧民法で「家制度」が作られたことで
ジェンダー差別の構造が強化されたこと、高度経済成長以降に財界主導で男性は企業戦士、女性は家庭を守るという性別役割分担の価値観を押し付けたことを学びました。


また、最近のジェンダーをめぐるムーブメントも紹介。
「#Kutoo」は、ある女性のツイッターの投稿に多くの共感が寄せられたことがきっかけになり、ヒールやパンプスなどの着用を義務付ける就業規則に抗議しようとSNSで広がり、署名運動になりました。
靴と苦痛を合わせた造語です。

さらに、マイノリティにとってのジェンダーという角度でも。
遠藤まめたさん著「ひとりひとりの性を大切にする社会へ」から話題をピックアップをしました。
レディース○○というサービスや性別によって周囲の接し方が異なったことなど、トランスジェンダーである著者の経験から考えました。
 
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途中、自分の結婚の条件や制服の話などにも話が広がり脱線しつつも、自由に語り合いました。

最後に感想を交流し、
「個人や家庭の意識で変えられる部分と、雇用など政治が動く必要がある部分があると思う」
「#Kutooについて初めて知った。これまで当たり前に思っていたことが社会や歴史によってつくられ押し付けられた来たものだとわかって、考え方が変わりました」
「一人ひとりの個性が認められる社会になってほしい」
「普段の活動でもジェンダー平等の視点を取り入れていきたい」
「利潤第一主義のもとで雇用体制やらしさが強いられていると感じた。若者の中では理解が広がっていると思うから、社会全体にも進んでほしい」

という受け止めが出されました。
また2回目、3回目と別のテーマでも企画していきたいです。

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Ring! Link! Zero2020
毎年8月に開催される原水爆禁止世界大会の一貫で、「Ring Link Zero」という青年を対象にした集会があります。今年はオンラインで行われメンバーと視聴しました。

広島で被爆した山田玲子さんの被爆証言を聞きました。8月6日、国民学校5年生だった山田さんは校庭で被爆しました。倒れた木の下敷きになった山田さんは何とか逃げ出し、クラスメートと近くの山の防空壕へ向かいます。しかし、すでに沢山の人が集まっていて、中に入れずに立っていると雨が降ってきました。雨で服に黒いシミができていました。
その後自宅へ向かいますが、家は崩れていました。父と姉は大怪我を負い、街では夜も家族や知人を探し名前を呼ぶ声が絶えなかったと言います。
学校の校庭には長い溝が掘られ、遺体の焼却が行われました。10月に学校が再開し、校庭でイモの栽培をしました。収穫のときに土を掘ると、人の骨も出てきました。山田さんはそのイモはどうしても食べることが出来なかったと話されました。

お話の中でクラスメートの集合写真を2枚見せて頂きました。1つは戦時中の写真で、皆無表情でした。2つ目は、戦後学校が再開してからの写真、こちらは皆笑顔でした。「大人の表情が明るくなったから私たちも笑顔になった」と山田さんは話されました。

被爆の後、大人になっても山田さんは家族と被爆のことについて話さなかったと言います。東京に移り住みそこで被爆者団体とつながったことから、証言活動を始めます。始めた頃は、姉に「あの被爆の苦しみや悲しみを表す言葉はない。被爆していない人に話してもわかってくれるわけない」と怒られたと振り返ります。「当時の苦しみや気持ちは今でも覚えている。それでも話さないといけない」と、証言活動や一人暮らしの被爆者の訪問など40年近く活動を続けています。「こうやって証言を聞いたり活動している青年の皆さんは私たちの希望です」と期待を寄せてくださいました。

視聴後、メンバーと感想交流をして、「写真の生徒の表情の変化が印象的だった」「悲しみや苦しみが現在もある中でも証言してくだり、聞けることは本当に貴重。核兵器の廃絶を願う被爆者の思いを青年にもつなげていきたい」と話しました。

核兵器禁止条約は、現在批准が44カ国に達しています。あと6カ国の批准で条約は発効されます。1発の原子爆弾は街を破壊し多くの命を奪いました。75年経過した今、まだ核兵器は世界に存在しています。被爆者の声を聞き真の救済をする、また、核兵器廃絶のための舵を切る、日本政府の積極的な行動が求められていると思います。



 
新メンバーに元気を貰っています
このブログで県ニュースや行動については記事にしているのですが、日々の活動についての記事を全く書いていないことに気付きました...。
この間の様子を少し書きます。

新メンバーを対象に民青の基礎講座を行いました。民青の目的、歴史、活動についてポイントをつかんでもらうものです。
新メンバーからは、「二大政党制って何ですか?」「理不尽な校則...てどんなのですか?」「マルクスと友達になろうパンフが気になります」など質問が出されました。

これまで自民党は青年に対し「生活が大変なのは努力が足りないから」という誤った考えを押し付けたり、「誰がやっても政治は変わらない」という“諦め”を振りまいてきました。この事に共感したAさんは、「まさにこれまでの自分だなと思いました。人生を諦めてました。」と振り返りました。講座や同盟員から過去の活動の紹介を受けて、「活動が思っていたよりライトですね」と言い、「新聞を読むようになったことや、これから民青で活動していくんだなと思うと世界が広がりますね~」と楽しそうに話してくれました。

基礎講座は、新メンバーがどこを質問してくるのか?とかどんな感想を持ってくれるのか?という楽しみがあります。今回は“マル友パンフ”と略して呼んでいることに「あ、そうやって略すんですね(笑)」という反応もありしました。

新メンバーからは「科学的社会主義を学んでみたい」「街頭でシールアンケートをやってみたい」「交流会で皆と話したい」など積極的な意見が出ています。参加した同盟員も、新しい仲間を迎えて元気になっているようでした。

これまで政治について学んでみたいと思っていたけど機会が無かった。投票にも行ったことがなかったけど社会の色んなこと知りたいと思うようになった。.....そういう願いをもった青年のために民青があるんだと改めて感じ、写真アルバムを見せながら「民青でこんな活動できるよ」と楽しそうに紹介する同盟員の姿が見れたことも良かったです。
やってみたいと出された意見を実践に移したいと思います!


新型コロナウイルスに関する調査を実施しています
新型コロナウイルスに関連して、民青同盟では「青年生活実態アンケート」を実施しています。3月末には、中央委員会が全国の緊急調査で集まった400人分のアンケートをもとに、厚生労働省と文部科学省に要請を行いました。

収入を断たれた労働者、フリーランス、アルバイトへの所得補償、解雇や内定取り消しをさせない指導、大学授業料の減額・免除、納付猶予、オンライン授業の際のパソコン・Wi-Fiなどの貸与・購入の保障などを要請しました。

全国の青年から寄せられている声を一部紹介します。
「飲食店の正社員。売上が減り人件費を削らなければならず、バイトスタッフにも金銭的な負担がでている。カバーするために社員が長時間労働を強いられている」

「医療職場。コロナ対策で疲れがたまっている。自分の職場から観戦が出るのが怖いという声もあり、ピリピリしている。資材が不足していることも心配」

「バイトで家賃や生活費を賄ってきた。3月のバイトがすべてなくなり、短期バイトも見つからない。フリーランスへの支給の半分でも喉から手がでるほど欲しい。学業どころではない」

「子どもの遊べる場が少なくなって困っている。保育園のいっせい休園になれば保護者の仕事や生活にも困難になると思う」

「一度具合が悪くなり、感染を疑ったとき、迷惑を想像して怖くなった。毎日繰り返される理不尽な発言やバッシングが自分にも向けられるかもと思うと怖かった。科学的根拠のある理性的な報道をしてほしい」


民青同盟では、青年の命と暮らしを守るために引き続きアンケートに取り組み、政府や自治体に届けます。
各県で、SNSでも回答ページを作り回答を集めています。ツイッターアカウントを検索してください。


山口県委員会でも、同盟員や対話した青年から集めています。

↓のフォームから回答して頂けます。

新型コロナウイルスに関する青年生活実態アンケート



高校生Actionでメッセージを集めています
民青では、いま高校生Action~To NY 2020~というプロジェクトに取り組んでいます。
高校生の中に核兵器廃絶の輪をつくり、高校生の声で日本政府に核兵器禁止条約の批准を迫ることが目的です。

高校生同盟員に班会の中で民新記事を読み合わせながら、メッセージと署名を呼びかけました。
真剣に考えてく自分の言葉で思いをつづってくれました。
「戦争や核兵器による被害から目をそらさずにちゃんと知って考える人が増えてほしい。今は平和に感じていても、今後どうなるかは私たちの意識次第。まずは、核兵器をなくすことから、自分にできることからやっていきたい」
「過去に核兵器によって多くの命が奪われたことを忘れてはいけないし、未来奪われることを望んでいない。核兵器を廃絶し、平和な世界を!」
「戦争によって巻き込まれるのは国民。武力ではなく話し合いで平和的な解決をしてほしい」


また、駅前や門前でもシールアンケートを使って対話をしました。
「Q核兵器をなくしたいですか?」「Q核兵器禁止条約に批准をしていない日本政府をどう思いますか?」の2つを質問。

「なくしたい。日本政府の姿勢は良くないと思う」
「抑止になっている面もあると思うから保有している国があってもいいと思う」
「なくしたいけど実現するかなぁ....」
などの意見がありました。
核兵器をなくしたいという気持ちはあるものの、日本政府はどう行動するべきかはわからないという意見も複数ありました。
国が判断することだから解決は難しいのではと考える高校生に、あなた自身はどう思うか?を考えてもらうことが大切だと思いました。

あわせてヒバクシャ国際署名と平和の思い届けるメッセージも呼びかけ、5人の高校生がメッセージを書いてくれています。
「世界平和が続きますように」
「核兵器による被爆者は今後0になるよう努めていってほしいです」
「すべての人が平和の大切さを知る」
「誰も核兵器におびえることなく性格ができたらいいと思う」
「生命や地球を壊す核兵器はなくすべき」

高校生の中にも核兵器をなくしたいという思いがあることが掴めました。条約について、世界の動き、どうやって実現するのかの道筋を示してあげることが必要だと感じています。

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↑友達と一緒に考えてくれた高校生

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↑この日はとても寒かったですが約30人が足を止めてくれました


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↑「どんな条約ですか?」と質問した高校生。メッセージを書いてくれました。


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引き続き取り組んでいきます!

書いた人:R.Y